モンキー Z50J-I型(1978年)

モンキー Z50J-I型(1978年)

2022年9月25日 オフ 投稿者: SLhap7uK

モンキー Z50J-I型(1978年)の特徴

モンキー Z50J-I型は、1974年に発売されたZ50J型の後継として、フルモデルチェンジを経て1978年に発売されたモデルです。
折りたたみ式のハンドルに車に積んで運搬するのに適したコンパクトなボディサイズ、また基本的なエンジンやフレームなど、モンキーが歴代持っていた特徴はそのままに、これまでのスタイリングからはかなり大きな変化を遂げました。

まず、Z50J-I型を見て誰もが気がつくのは、そのガソリンタンクの形です。
先代モデルのZ50J型では台形のフォルムで、そのチャーミングな姿が人目を引きました。
タンクの容量が4Lだったことから、ファンの間では「4リッター」として親しまれています。

ところが、Z50J-I型ではティアドロップ型の流麗なフォルムへと変更されました。
それと同時に4Lだったタンク容量も5Lへの拡大し、長距離のツーリングにも耐えられるようになっています。

さらにシートのデザインも新採用のデザインで、馬の鞍のようなフォルムに加え、シートの側面を見るとわかりますが、鋲打ちされています。
このスタイルは、1970年代中ごろに日本でも人気が高まりつつあったアメリカンスタイルのバイクのイメージです。
またシートの大きさも、そのコンパクトなサイズにあって十分なスペースを確保しており、ライダーの快適性がアップしています。
こうしたガソリンタンクやシートのスタイルは、Z50J-I型以降のモンキーの歴代モデルにも受け継がれていったのでした。

Z50J-I型のエンジンは、空冷4ストロークの単気筒エンジンで、最高出力は2.6ps(2.0 kw)/7000rpm、トルクは最大0.3kg・m(2.9N・m)/5000rpmとなっています。
全長×全幅×全高は1,340×600×845mmで、車両重量は乾燥時58kg、ガソリン満タン時63kgです。

モンキー Z50J-I型(1978年)の歴史と魅力

モンキー Z50J-I型の発売は前述のとおり1978年ですが、この時同時に発売されたのが、この後長くモンキーとともに親しまれることになるゴリラでした。
ゴリラは、モンキーより大容量の9Lのガソリンタンクを搭載した4速ミッションのモデルです。
キャリアを前後に装備するなど、モンキーよりツーリング色が強くなっています。
そんなゴリラの登場に合わせるように、それとの差別化を打ち出した変更を施されたモンキー Z50J-I型が登場したのでした。

Z50J-I型の魅力は、ユーザー自身でいろいろカスタマイズできることです。
純正パーツが豊富に用意されており、発売から40年以上経つものの、まださまざまな純正品や社外品が手に入ります。
実際、プラモデルのような感覚でカスタマイズを楽しめるのがZ50J-I型の魅力だと語るファンもいるほどです。