モンキー JBH-AB27型(2009年)

モンキー JBH-AB27型(2009年)

2022年12月19日 オフ 投稿者: SLhap7uK

モンキー JBH-AB27型(2009年)の特徴

2009年に発売されたモンキーJBH-AB27型は、コンセプトを「マイ・ベスト・スモール」といって、新しい時代の新しいモンキーとしてさまざまな改良が施されたモデルです。
先代モデルからの最も大きな変更点は、最新の排出ガス規制に対応するために行われたエンジンのPGM-FI(プログラムド・フューエルインジェクション)化でしょう。
これは、バイクだけでなくFIカーなども含め、ホンダの開発する車両に搭載された電子制御による燃料噴射装置のことです。
バイクでは、CX500ターボが早くも1982年にPGM-FIを搭載していましたが、モンキーもようやく2009年になって初めて搭載車となったのです。

エンジンがPGM-FIになったほかにも、キャタライザーが追加されたりフリクションロスがさらに低減されるなど、先代モデルからいくつかの改良が行われました。
JBH-AB27型では排出ガスを低減すると同時に、最高出力と燃費性能も向上しました。

見た目の変化を見ると、足回りやフレームなどはこれまでのモンキーの伝統を受け継いでいます。
一方、ここ最近のモンキーはガソリンタンクがティアドロップ形でしたが、JBH-AB27型になってそれ以前に採用されていた可愛らしい台形に戻りました。
そのため、タンクの容量が5Lから4.3Lへと減少しています。
また、エンジンのサイドカバーが楕円形から逆三角形になり、ブラックのカバーもPGM-FIを覆うために追加されました。

JBH-AB27型のサイズは、全長×全幅×全高が1,365×600×850mmと先代のBA-AB27型より少し大きくなっています。
車両重量もアップし、乾燥重量で68kgです。
なお、当時の価格は289,800円でした。

モンキー BA-AB27型(2009年)の歴史

先代モデルが2008年に生産終了となったため、2009年に登場したBA-AB27型はモンキーの復活として注目されました。
これまで受け継いできたアメリカンスタイルから従来のレトロなスタイルへと回帰したとともに、前述のように新たな排出ガス規制への対応としてPGM-FI化したことが大きな特徴です。

その結果、これまでのモンキーが築いてきた自らの立ち位置にも変化が見られます。
モンキーといえば、パーツの高い互換性のためにさまざまなカスタムが楽しめることが魅力でした。
ところが、それが難しくなったことが第一点です。
さらに価格がこれまでの1.5倍ほどの約29万円となったため、ますますカスタムしづらくなったのでした。

ただ、大幅な値上げもモンキーらしい見た目を維持するためです。
以前ほど簡単にいじって楽しめるようなバイクではなくなりましたが、モンキーの魅力はこのモデルでも健在と言えるでしょう。