モンキー A-Z50J型(1985年)

モンキー A-Z50J型(1985年)

2022年10月23日 オフ 投稿者: SLhap7uK

モンキー A-Z50J型(1985年)の特徴

モンキーA-Z50J型の特徴は、先代モデルのZ50J-I型よりもパワーアップした新しいエンジンを搭載していることです。
排気量は変わらず49cc、空冷単気筒のSOHCエンジンですが、2.6psだった最高出力が3.1psになっています。
また、ミッションは4速マニュアルのみの仕様です。

これによって、これまでのモデルよりも大きく燃費性能が向上したこともA-Z50J型の大きな特徴です。
先代のZ50J-I型も燃費性能は決して悪いわけではなく、65km/Lもありました。
A-Z50J型はそれよりもさらに良くなっており、なんと90km/Lもの燃費性能を実現したのです。

エンジン以外では、A-Z50J型ではスイッチ類の位置が変更されたことも先代モデルとの大きな違いでしょう。
ヘッドライトを始め、ウインカーやホーンのスイッチもすべて左側のハンドルに集中して配置されています。
また、後部にはキャリアを装備することで、これまで以上にツーリングを楽しめるようになっています。

フォルム自体は、Z50J-I型とそれほど大きな変化があるわけではありません。
ガソリンタンクは流麗なティアドロップの形状で、シートのデザインも鞍型で鋲打ちとアメリカンスタイルを維持しています。
ただ、見た目の違いは大きくなくても、エンジンやスイッチの位置等、細かな変更がより使い勝手を良くしていると言えるでしょう。

A-Z50J型のサイズは、全長×全幅×全高が1,360×600×850mmです。
Z50J-I型と比べてわずかな違いですが、全長が20mm、全高が5mm大きくなっています。
シート高は655mmで、当時の価格は119,000円でした。

モンキー A-Z50J型(1985年)の歴史と魅力

モンキーA-Z50J型が発売されたのは、1985年4月です。
ただし、A-Z50J型について語るならこれに先駆けて1984年に発売された「ゴールドリミテッド」について触れなければなりません。

ゴールドリミテッドとは、その名のとおり全身がゴールドの金メッキ仕様のモンキーで、当時、5,000台限定で発売されました。
このゴールドリミテッドが発売された時に、最高出力3.1psの新型エンジンが採用されたのです。
つまり、ゴールドリミテッドを特別仕様として、そのノーマルモデルとして登場したのがA-Z50J型でした。

ちなみにノーマルモデルの定価が119,000円だったのに対して、ゴールドリミテッドは139,000円と割高です。
派手な外観とこの価格でしたが、瞬時に完売となりました。
A-Z50J型のオリジナルも今ではプレミア価格となっていますが、ゴールドリミテッドはさらに人気で、特に海外では高額で取引されています。