
タンクのサビ取りに挑戦
汚れを徹底的に落とすことがポイント
バイクを長持ちさせるためには、いつもきれいに保ち、サビを丹念にとってあげることが大切です。
サビを除去する際に忘れてしまいがちなのがガソリンタンク内部です。
特に長い間乗らずに放置していたバイクなどは、タンク内部に汚れやサビがごっそりと溜まっていることも多いものです。
タンク内のサビ取りをする場合には、タンクが空になっているためにサビが出ているのか、それとも腐敗ガソリンによって内部が湿った状態になっているのかをまず最初に正確に把握しましょう。
すっかり乾燥した状態でサビが出ているのであれば、ロングノズルのエアーガンを使って内部をきれいにしたり、高性能のサビ取りケミカル剤を使用したりするだけで内部をきれいにすることができます。
タンク内が乾燥しているのではなくて、ガソリンの腐敗臭がしているような時には、内部をしっかりと洗浄しなければなりません。
油やタールを水で落とす
ガソリンというのは安定した物質ではなく、腐敗したり劣化したりしやすいものです。
ガソリンタンク内を覗いてみると、劣化したガソリンがタール状になってこびりついていることがあります。
こんな時には、まずお湯を使って中をよく洗います。
次に灯油をタンクの半分ぐらいまで満たし、よく振って捨てます。
この作業を3回くらい繰り返したら最後に再びお湯でタンク内を洗い、サビ取り剤を入れます。
腐ったガソリン専用洗浄剤「錆取革命」などを使ってもタンク内の汚れを落とすことができます。
錆取革命を使えば軽い汚れなら約2時間、頑固な汚れでも6時間程度つけ置きにしておけばきれいになるので重宝です。
この製品はアルカリ性(強アルカリpH14)ですので、使用後にサビを発生させる心配もありません。
サビ取り剤を使う
お湯や灯油でタンク内を清浄する家庭をスキップして最初からサビ取り剤を使う方法もあります。
腐敗したり劣化したりしているガソリンもサビ取り剤できれいに除去することができます。
ただし、この方法だとサビ取り剤をたくさん使わなければならないので、不経済といえば不経済です。
サビ取り剤を指定時間タンクの中に入れておき、時間が来たら内部を中性洗剤などでよく洗います。
洗い終わったら内部をよく乾燥させて、タンク内をコーティングしておけば万全です。
1回サビ取りをしたタンク内というのはサビが発生しやすくなっていますので、コーティングの過程はスキップしないで必ず行うようにしたいものです。
タンク内部のコーティング剤は「タンクシーラー」「タンクライナー」などと呼ばれています。
タンク内のサビを放置しておくとフィルター屋キャブレターが詰まる原因にもなり、エンジンの不調やエンストを引き起こしますので、定期的にタンク内を点検するといいでしょう。