
まだ見ぬ世界へ
モンキーでまだ見ぬ世界へ
まだまだ冬の名残が残る春、僕はバイクで、まだ見ぬ土地に行こうと実家にある兄貴のモンキーバイクを借りて遠方地に出かける計画をたてました。
といいつつもこの時、計画だけ先にたてて、まだバイクの免許をもっていません。
ですが、今からどこに行こうかなんて想像したら嬉しくなってしまいます。
そもそも、なぜバイクに興味をもったかなんですが、先ほどいったモンキーとは別に自宅の倉庫にほぼ不動の原付バイクが、ホコリをかぶっておいてあったりします。
親に話に聞くと10年以上前に、台風の中、水たまりの中に突っ込んでいったら動かなくなってまったとのこと。
「エンジン壊れて、もう動かないよ」
そんな言葉が返ってきました。
しかし、自前の好奇心から、置いてあったバイクの鍵を親に借りて、キックでエンジンをかけてみることに。
やっぱり、かからない、かからない。
しかしその時何十回目のキックで、ブォーという変な音、そして白い煙と共にエンジンがかかりました。
この時、なんかこう頭が痺れるといくか、自分が何かの発明者か何かになった気持ちになりました。
バイクに乗るために
そして、是非バイクにのって、どこか見知らぬ土地に行きたいと思うようになりました。
それが、バイクに興味をもった瞬間でした。
それからは、免許をとるために資金集め。
逸る気持ちを抑えつつ、バイト、バイト、です。
そして、そんな話をしている同じくしてバイクに興味をもっていた友達と教習所に通うことに。
とても暑い夏でした。
ペーパーテストや実習を超えて、晴れて免許をとることができました。
実は言うと、友達と一緒にとりにいったのはいいのですが、自分だけ筆記試験で落ちました。
そんな話は少し悲しくなるので書きませんが、この時の切なさはなんとも言えない気持ちです。
例えるならば、プリンを食べようと思ったら、床に落としてしまった気持ちです。
少し話がそれましたが(笑)、そんなこんなで無事免許をとることができました。
いざ、まだ見ぬ世界へ
というわけで、バイクで…。
持ってないです。
今さら気づいたけど、バイトのお金は教習所で使ってしまったし、例の家においてある水没バイクはダメだし。
あっ、兄貴のモンキーとよばれる、ミニバイクがあるじゃないか。
「兄貴~モンキー貸して~」
「ダメ。」
兄貴曰く、僕は昔から兄貴のものを借りて壊してきた過去があるからダメなそうです。
しかし、そこは引き下がりません。
どうにかこうにか、ゲームソフトと引き換えにかしてもらえることに。
それからはいうと、殆ど近場でしたが、あっちこっち近所をグルグルと。
そんなこんなで、寒い時期も雪が降る中、グルグルと。
途中警察官に止められて、ハーフメットで雪の中走って大丈夫かい、など言われて事もありました。
まあそれは、なんのその。
ただひたすら楽しい、こんな今まで見たことない世界にいっきに出ることになって楽しくて仕方がありませんでした。
そして、年が明け、桜の花も彩りをつけた頃に、友達と遠方地にツーリングを行う計画をたてました。
理由なんてありません、ただ走るために。
予定では日帰りですが、150キロは走ることになりそうです。
距離が短いかどうかは分かりませんが、きっと疲れます。
腰が痛くなるかもしれません、雨にでくわすかもしれません。
しかし、きっと今まで見たことがない世界が待っているように思います。
世の中には、なにがあるのだろう。