
フルカウルのモンキーカスタム
モンキーカスタムでおなじみの「乗りもの館」
モンキーフリークであれば、「乗りもの館」と聞いてピンと来る人も多いでしょう。
バイクパーツメーカーのことで、1980年代もしくは1990年代まで存在していました。
乗りもの館がマニアの間で今も記憶されているのは、個性的なアイテムを続々ラインナップしていたからです。
モンキーに使えるような外装パーツやサイドカーなどは話題になりました。
特に人気だったのが「カフェシリーズ」で、これはZ50Jという4リッターモンキー用の外装パーツのことです。
1970年代の前半に乗りもの館からリリースされたパーツで、見る人が見れば懐かしさも感じられるかもしれません。
フルカウルとタンクカバー、シングルシートにシートカウル、ローハンドルといった構成になっています。
フルカウルはロケット型にデザインされているのが特徴で、ちょっと現代のバイクでは見られない個性的なカウルで存在感があります。
カフェシリーズの魅力は、取り付けにあまり苦戦しない点も見逃せません。
ノーマルのヘッドライトをいちいち取り外すことなく取り付けられるので、初心者でも手軽に導入できます。
今ならできるのに…と思っている人へ
乗りもの館が営業していた時代、モンキーをカスタマイズしてみたかった、でもお金が…というジレンマを抱えていた人にとっては、ちょっと後悔している部分があるかもしれません。
今ならお金があるのに乗りもの館でパーツを購入できたかもしれないのに…というわけです。
しかし、乗りもの館のパーツをあしらったカスタムモンキーは今もなおいろいろと出回っています。
例えば「モンダビ」で、これは1979年に乗りもの館がプロデュースしたバイクのことで、正式名称は「モンキー・ダビッドソン」です。
この名前からも推測できるでしょうが、ハーレー・ダビッドソンをモンキーに反映させるというコンセプトの下で開発されました。
具体的には、ハーレー・ダビッドソン1200FLHをモデルにしています。
モンキーのデコレーションと軽く思っているのであれば、甘いかもしれません。
制作者が真剣に取り組んでいることは、このバイクを一度でも見ればきっと納得してもらえるでしょう。
しかしフィーリングに関しては、モンキーそのものである点はご愛嬌といったところでしょうか?
モンキーのようなミニバイクで、気軽にハーレーFLHを楽しみましょうという遊び感覚で楽しめるような仕様になっています。
このモンダビ、生産台数は60台ほどといわれています。
その中には、今でも現役バリバリで走っているものもあるようです。
もしかすると今後掘り出し物が出回る可能性もあると考えると、モンキーマニアからすればぞくぞくするでしょう。