バイクは押して歩くと歩行者扱い

バイクは押して歩くと歩行者扱い

2021年9月22日 オフ 投稿者: SLhap7uK

バイクを押して歩くことのメリット

バイクは車と違い、自分で押して歩けるというメリットがあります。
バイクを押して歩くと、バイク走行車ではなく歩行者としての扱いになるので、横断歩道を渡ることも可能です。

また、一歩通行で進入禁止になっているような道路でも、バイクから降りれば歩行者として通ることができます。
ですから「この道の先に用事があるけど、道路標識に従うと一歩通行で大回りをしなければならない」と言った時には、押し歩きが非常に便利です。

モンキーならラクラク

とはいえ、アメリカンやビッグバイクなどと言った重量のある車種の場合には押し歩きするのがかなり大変ですので、市街地を快適に走り回るにはできるだけ軽いバイク選ぶことをおすすめします。
私はモンキーに乗っているので、押し歩きをする必要があるときでも楽で助かっています。
HONDAのモンキーは1967年に「z50m」が登場して以来、ずっと受け継がれている人気モデルです。

HONDAレジャーバイクの代名詞ともいえるモンキーは、ビギナーはもちろんのこと、ベテランにも愛用者が多いのが特徴です。
燃費が非常に良く、車両重量も他のバイクと比較すると断然軽いので、押し歩きをしても重労働で汗だくになることがありません。
一歩通行の多い市街地を身軽に走り回りたいという人は、モンキーを購入するといいのではないでしょうか。
中古でも状態の良い物が多数出回っているので、気楽に購入することができます。

押し歩きする時はエンジンは切っておくこと

押し歩きをするときにひとつ気をつけておきたいのは、「必ずエンジンを切っておく」ということです。
道路交通法をくまなく読んでみても、バイク押して歩く際にエンジンを必ず切らなければならないという明確な表現は出てきません。
しかし、エンジンがかかったままの状態でアクセルに手をかけてバイクを押しているわけですから、バイクを即刻発進させることが可能な状態、つまり「運転行為」と判断されても文句は言えません。

横断歩道や一歩通行の道は小さな子どもや高齢者があるていることも多いので、そのすぐ脇をエンジンをかけたままバイクを押し歩きすれば、周囲の迷惑になってしまうことも考えられます。
押し歩きをする際には、腰から腿にかけての部分をバイクに密着させるようにすると力が入り、安定します。
慣れていないとふらふらしたり、他の歩行者に不安感を与えたりしてしまいますので、十分に練習しておくようにしましょう。

立つ位置はバイクから20〜30cmとし、ブレーキレバーに軽く指を掛けておけば前輪ブレーキをすぐにかけられるので安心です。
必ず行きたい方向に顔と上体を向けるようにするのが、上手な押し歩きをするためのコツです。